【Pauper】 カルドーサ・マルドゥ~デッキリスト
2016年1月2日 デッキ考察カルドーサ・マルドゥのデッキリストをメモ書きを兼ねて。
といっても、《カルドーサの再誕》は入っていないのでカルドーサではないんだな・・うん。
鷹と空猟師がこのデッキの軸なので、Mardu-SkyfisherやらOros-Skyfisherとかのほうがしっくりくる。
最近のカルドーサ系のデッキは《カルドーサの再誕》の採用枚数が減少気味なので、金魚のデッキ名が今後どうなるのか楽しみでもある。
【カルドーサ・マルドゥ】
クリーチャー(12)
4《きらめく鷹/Glint HawkI》
4《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
1《孤独な宣教師/Lone Missionary》
2《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires》
1《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》
呪文(26)
4《稲妻/Lightning Bolt》
4感電破/Galvanic Blast《》
3《終止/Terminate》
2《強迫/Duress》
2《発掘/Unearth》
4《予言のプリズム/Prophetic Prism》
4《錬金術師の薬瓶/Alchemist’s Vial》
1《主の募兵/Cenn’s Enlistment》
土地(22)
4《大焼炉/Great Furnace》
4《古えの居住地/Ancient Den》
4《血溜まりの洞窟/Bloodfell Caves》
1《ボロスの駐屯地/Boros Garrison》
1《ラクドスの肉儀場/Rakdos Carnarium》
1《オルゾフの聖堂/Orzhov Basilica》
2《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
2《忘れられた洞窟/Forgotten Cave》
2《隔離されたステップ/Secluded Steppe》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
サイドボード(15)
3《紅蓮破/Pyroblast》
3《電謀/Electrickery》
2《赤の防御円/Circle of Protection: Red》
2《孤独な宣教師/Lone Missionary》
2《強迫/Duress》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》
といっても、《カルドーサの再誕》は入っていないのでカルドーサではないんだな・・うん。
鷹と空猟師がこのデッキの軸なので、Mardu-SkyfisherやらOros-Skyfisherとかのほうがしっくりくる。
最近のカルドーサ系のデッキは《カルドーサの再誕》の採用枚数が減少気味なので、金魚のデッキ名が今後どうなるのか楽しみでもある。
【カルドーサ・マルドゥ】
クリーチャー(12)
4《きらめく鷹/Glint HawkI》
4《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
1《孤独な宣教師/Lone Missionary》
2《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires》
1《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》
呪文(26)
4《稲妻/Lightning Bolt》
4感電破/Galvanic Blast《》
3《終止/Terminate》
2《強迫/Duress》
2《発掘/Unearth》
4《予言のプリズム/Prophetic Prism》
4《錬金術師の薬瓶/Alchemist’s Vial》
1《主の募兵/Cenn’s Enlistment》
土地(22)
4《大焼炉/Great Furnace》
4《古えの居住地/Ancient Den》
4《血溜まりの洞窟/Bloodfell Caves》
1《ボロスの駐屯地/Boros Garrison》
1《ラクドスの肉儀場/Rakdos Carnarium》
1《オルゾフの聖堂/Orzhov Basilica》
2《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
2《忘れられた洞窟/Forgotten Cave》
2《隔離されたステップ/Secluded Steppe》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
サイドボード(15)
3《紅蓮破/Pyroblast》
3《電謀/Electrickery》
2《赤の防御円/Circle of Protection: Red》
2《孤独な宣教師/Lone Missionary》
2《強迫/Duress》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》
黒単考察~消えた墓所のネズミ
2015年10月7日 デッキ考察墓所のネズミ/Crypt Rats
(X):墓所のネズミは、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれX点のダメージを与える。このXは黒マナでしか支払えない。
1/1
全体除去が乏しいPauperではかなり貴重な存在で、Pauperの全体除去は《渦巻く砂嵐》・《クラーク族のシャーマン》と、対象に制限が設けられているものがほとんどだがこれにはそれがない。唯一あるペナルティといえば黒マナでしかマナを支払えないことくらいで、これも単色デッキなら全く問題にならない。
コモンとは思えない強力なカードだが、今現在の黒単における採用率は極めて低い。メインはおろか、サイドボードにすら採用していないリストも多い。それぞれのリストの思惑を完全に読み取るのは難しいが、察するに運命再編で得た《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》の存在が一番の理由だろうか。アンコウの説明はもはや不要で、その強さはPauperだけに留まらず、あらゆるフォーマットのプレイヤーに認知されている強力なカードだ。
Pauperの黒単は墓地がたまりやすいタイプでもないにもかかわらず採用されているのは、タフネス5の頑丈さに加え、ゾンビであり黒色である除去耐性の高さを買われてのことだろう。トランプルなどの突破能力はないとはいえ、パワー5はゲームを速やかに終わらせるには十分な性能だ。
Pauperの黒単信心のデッキ構成は、《騒がしいネズミ/Chittering Rats》・《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》・《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches》・《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》の4本柱を4枚ずつ積むことから始まる。
自分はこれに《墓所のネズミ》を2枚加えた18枚の構成に、ある種の形式美のようなものを感じて、この形を長らく愛用していた。あとは個々で除去呪文の取捨選択こそあれど、概ねこのデッキ構成が一般的だった。
金玉漂流は記憶の底にOublietteするにしても、タルキール環境まではメインにしろ、サイドにしろ、《墓所のネズミ》の居場所は確かにあった。
しかし、運命再編以後、メインに2枚あった居場所は前述した《グルマグのアンコウ》に奪われ、サイドボードにはトークンやタフネス1のクリーチャーをより早く処理できる 《減縮/Shrivel》が優先されるようになり、DEの入賞者リストから《墓所のネズミ》は徐々に姿を消していった。
随分と前置きが長くなってしまったが、今回は黒単信心における《墓所のネズミ》のあり方を妄想・偏見・願望を入り混じえながら書いていきたい。
《墓所のネズミ》の居場所はもう何処にもないのだろうか?
そもそも《墓所のネズミ》とは生物枠なのだろうか? もちろん、クリーチャーであることに間違いはないが、ただ《墓所のネズミ》はあくまで、他の生物とは全く異なる全体除去カードとしてみるべきだろう。
除去が豊富なPauper環境において《墓所のネズミ》のタフネス1はとてつもなく脆い。除去のない緑や青いデッキに対しては、3ターン目に先置きして、4ターン目に全体除去として機能するが、基本的に即能力を起動できるマナを残してプレイすることになる。
タフネス1をばら撒くトークンデッキに対しては4マナの全体除去として使えるが、Pauperの主戦力が2/2であることを考えると、《墓所のネズミ》は5マナの全体除去カードとしてみるのが妥当だろう。ここで少し話を戻そう。
前述した通り、最近の黒単リストは、《墓所のネズミ》の代わりに《グルマグのアンコウ》を2枚ほど取ったものが主流となっている。果たして全体除去と強力なフィニッシャーは競合するのだろうか?
自分は黒単に《グルマグのアンコウ》を採用することには否定的なので、ここではこれ以上アンコウについて語ることはしないが一考の余地はあるように思う。
以下に自分が最近使用している《墓所のネズミ》を4枚とった黒単信心のリストを載せておく。
《墓所のネズミ》を素早く確実に戦場に出す為に《発掘》を4枚採用しているのが特徴。
《発掘》は同系やコントロール相手にはCIP能力持ちの生物を使いまわせる為、非常に有効なカードだ。これも2枚が黒単の標準装備だが、サイクリングもあり基本的に腐る場面がないので4枚積んでも問題ないように思う。
いずれにせよ、完成された既存のデッキに別のアプローチをするのは非常に面白い。
これを書いている今現在、フェアリーが減少傾向にあるようなので、《クォムバッジの魔女》は一切採用していない。
クリーチャー(16)
4《騒がしいネズミ/Chittering Rats》
3《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》
1《リリアナの死霊/Liliana’s Specter》
4《墓所のネズミ/Crypt Rats》
4《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》
呪文(20)
4《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
1《夜の犠牲/Victim of Night》
4《堕落の触手/Tendrils of Corruption》
2《Oubliette》
1《堕落/Corrupt》
4《血の署名/Sign in Blood》
4《発掘/Unearth》
土地(24)
22《沼/Swamp》
2《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
サイドボード(15)
3《強迫/Duress》
3《精神ねじ切り/Wrench Mind》
3《死せざる邪悪/Undying Evil》
3《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1《竹沼への沈み込み/Sink into Takenuma》
1《ゲスの評決/Geth’s Verdict》
1《堕落/Corrupt》
残念ながら、Pauper DEの3回戦制移行に伴いDEの参加人数が大幅に減少してしまった。
そのせいでメタが固まらず、ローグ(地雷)デッキと呼ばれるタイプも増えている混沌とした環境において、《墓所のネズミ》が再び住処をみつけ、黒単浮上のきっかけになれば嬉しい。
以上で今回の黒単考察は終わり。ずいぶんと堅苦しい書き方になったけど、このデッキでは
DE2回で2-1が2回。あとはトナプラで回してみたところ勝率自体はそれほど悪くない。
調整中ではあるけど、《墓所のネズミ》は最終的にメイン3枚くらいに落ち着きそうです。
(X):墓所のネズミは、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれX点のダメージを与える。このXは黒マナでしか支払えない。
1/1
全体除去が乏しいPauperではかなり貴重な存在で、Pauperの全体除去は《渦巻く砂嵐》・《クラーク族のシャーマン》と、対象に制限が設けられているものがほとんどだがこれにはそれがない。唯一あるペナルティといえば黒マナでしかマナを支払えないことくらいで、これも単色デッキなら全く問題にならない。
コモンとは思えない強力なカードだが、今現在の黒単における採用率は極めて低い。メインはおろか、サイドボードにすら採用していないリストも多い。それぞれのリストの思惑を完全に読み取るのは難しいが、察するに運命再編で得た《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》の存在が一番の理由だろうか。アンコウの説明はもはや不要で、その強さはPauperだけに留まらず、あらゆるフォーマットのプレイヤーに認知されている強力なカードだ。
Pauperの黒単は墓地がたまりやすいタイプでもないにもかかわらず採用されているのは、タフネス5の頑丈さに加え、ゾンビであり黒色である除去耐性の高さを買われてのことだろう。トランプルなどの突破能力はないとはいえ、パワー5はゲームを速やかに終わらせるには十分な性能だ。
Pauperの黒単信心のデッキ構成は、《騒がしいネズミ/Chittering Rats》・《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》・《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches》・《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》の4本柱を4枚ずつ積むことから始まる。
自分はこれに《墓所のネズミ》を2枚加えた18枚の構成に、ある種の形式美のようなものを感じて、この形を長らく愛用していた。あとは個々で除去呪文の取捨選択こそあれど、概ねこのデッキ構成が一般的だった。
金玉漂流は記憶の底にOublietteするにしても、タルキール環境まではメインにしろ、サイドにしろ、《墓所のネズミ》の居場所は確かにあった。
しかし、運命再編以後、メインに2枚あった居場所は前述した《グルマグのアンコウ》に奪われ、サイドボードにはトークンやタフネス1のクリーチャーをより早く処理できる 《減縮/Shrivel》が優先されるようになり、DEの入賞者リストから《墓所のネズミ》は徐々に姿を消していった。
随分と前置きが長くなってしまったが、今回は黒単信心における《墓所のネズミ》のあり方を妄想・偏見・願望を入り混じえながら書いていきたい。
《墓所のネズミ》の居場所はもう何処にもないのだろうか?
そもそも《墓所のネズミ》とは生物枠なのだろうか? もちろん、クリーチャーであることに間違いはないが、ただ《墓所のネズミ》はあくまで、他の生物とは全く異なる全体除去カードとしてみるべきだろう。
除去が豊富なPauper環境において《墓所のネズミ》のタフネス1はとてつもなく脆い。除去のない緑や青いデッキに対しては、3ターン目に先置きして、4ターン目に全体除去として機能するが、基本的に即能力を起動できるマナを残してプレイすることになる。
タフネス1をばら撒くトークンデッキに対しては4マナの全体除去として使えるが、Pauperの主戦力が2/2であることを考えると、《墓所のネズミ》は5マナの全体除去カードとしてみるのが妥当だろう。ここで少し話を戻そう。
前述した通り、最近の黒単リストは、《墓所のネズミ》の代わりに《グルマグのアンコウ》を2枚ほど取ったものが主流となっている。果たして全体除去と強力なフィニッシャーは競合するのだろうか?
自分は黒単に《グルマグのアンコウ》を採用することには否定的なので、ここではこれ以上アンコウについて語ることはしないが一考の余地はあるように思う。
以下に自分が最近使用している《墓所のネズミ》を4枚とった黒単信心のリストを載せておく。
《墓所のネズミ》を素早く確実に戦場に出す為に《発掘》を4枚採用しているのが特徴。
《発掘》は同系やコントロール相手にはCIP能力持ちの生物を使いまわせる為、非常に有効なカードだ。これも2枚が黒単の標準装備だが、サイクリングもあり基本的に腐る場面がないので4枚積んでも問題ないように思う。
いずれにせよ、完成された既存のデッキに別のアプローチをするのは非常に面白い。
これを書いている今現在、フェアリーが減少傾向にあるようなので、《クォムバッジの魔女》は一切採用していない。
クリーチャー(16)
4《騒がしいネズミ/Chittering Rats》
3《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》
1《リリアナの死霊/Liliana’s Specter》
4《墓所のネズミ/Crypt Rats》
4《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》
呪文(20)
4《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
1《夜の犠牲/Victim of Night》
4《堕落の触手/Tendrils of Corruption》
2《Oubliette》
1《堕落/Corrupt》
4《血の署名/Sign in Blood》
4《発掘/Unearth》
土地(24)
22《沼/Swamp》
2《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
サイドボード(15)
3《強迫/Duress》
3《精神ねじ切り/Wrench Mind》
3《死せざる邪悪/Undying Evil》
3《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1《竹沼への沈み込み/Sink into Takenuma》
1《ゲスの評決/Geth’s Verdict》
1《堕落/Corrupt》
残念ながら、Pauper DEの3回戦制移行に伴いDEの参加人数が大幅に減少してしまった。
そのせいでメタが固まらず、ローグ(地雷)デッキと呼ばれるタイプも増えている混沌とした環境において、《墓所のネズミ》が再び住処をみつけ、黒単浮上のきっかけになれば嬉しい。
以上で今回の黒単考察は終わり。ずいぶんと堅苦しい書き方になったけど、このデッキでは
DE2回で2-1が2回。あとはトナプラで回してみたところ勝率自体はそれほど悪くない。
調整中ではあるけど、《墓所のネズミ》は最終的にメイン3枚くらいに落ち着きそうです。